【日程】2020/08/22-24
【メンバー】T、Fちゃん、Nuく
【ルート】餓鬼岳-燕岳
【レポート】
餓鬼-燕岳縦走行ってきました、Fちゃん、Nuくと。今年の夏は餓鬼に行きたいと言うFちゃん企画に乗っかった。当初、燕岳から入り、餓鬼へ下山の計画だったが、テンバの予約上逆コースとなる。こっちの方が下山して温泉にまっしぐら出来るのが嬉しい。そして、私も餓鬼は未踏、楽しみだ。何よりみんなで山行ってのがワクワクする。単独はもう嫌だ、2時間のハイキングだって行きたくない。怪我の心配ウンヌンでなく、単に寂しいから。年とって証拠だね。
さて、前夜発、Fちゃん御用達の東屋で宴会。Aさん差し入れビールで乾杯。こういうどーもないことが楽しい。で、遠足前の子供のように?眠れずに朝を迎える。う~不毛だ。それでも青空にウキウキして3日間の縦走の始まり始まり。。一人だとペースが上がってしまうのはあるある話で。単独の際は、休憩もそこそこに時間と高度ばかり気を取られる。独り言も多くなる。3人でいると、暑いだの、風が気持ち良い、青空見えた!を共感できるのが心底楽しい。思わず、にやけてる。すかさずFちゃんが、「寝不足だったはずなのに元気になってる」と。そう、今のわたしゃぁ雨だって楽しめただろうな、孤独じゃないから。今回の天気はパッとしなかったが、決行を推した。コロナ渦もあって久々の2泊山行だもの、仲間と山の中を歩きたい。
結果は吉と出た。蒸し蒸しだったけど、時折吹く風に歓喜したり、ガスの切れ間に見える景色に感動したり、笹の葉のむせ返る熱風に夏山を実感したり。クライミングやバリエーションなど分類はあるけど、基本は山歩きだよねぇっと初心に帰ってみたり。あとは、山頂ビール!とテント宴会!がお楽しみ。なんとか降られないうちに餓鬼岳登頂!でプシュ、プッハ~。これも共有して楽しさ倍増。なんと山々が見渡せる、山やさんの至福の時じゃ。テント設営にた途端、ザーっと来た。でも、Fちゃんメニューの夕飯(皿うどん)おつまみにお酒が進む、至極幸せ。コレコレ、このためにやってきたのだよ。希望を言えば、もちっと起きてて欲しかったな。
翌日は稜線漫歩!かと思いきや樹林帯をアップダウン。えー当たってる?地図やGPSで確認するのも、共同作業で楽しい。カッパを脱ごうか、これ食べる?など、とにかく楽しくてリフレッシュした。(心が病んでた訳じゃない)鞍部からの登り返しの斜面を見て「ゲ―これ登るのー」とFちゃん。私はそれも楽しい、だってお山を登りに来たんだもん、とほくそ笑む。今日も降られずに燕岳登頂!でプシュ、プッハ~。第一目的達成。のんびり山頂からの景色を堪能して燕山荘へ。生ビール美味かったなぁ。ここ最近のベストビール賞です。昼寝して、第二目的のテント宴会も大成功。希望を言えば、もちっと起きててよ。
翌日は山頂からご来光を眺めた。ご来光のために山頂へ行く、なんてことは多分初めての行為、新鮮です。雲もなくいつまでも見飽きない。槍穂の稜線、北穂小屋、ジャンダルムまで見渡せた。初めて燕岳に来た時は、あれが何の山かもチンプンカンプンだったから、成長した自分にも微笑ましい。あとは、無事に下山するのみ。日曜だから登り待ちもあったが、9:30には中房温泉に浸かる、第三目的達成。いや~とろけた~。天気も景色も味方につけた最高の山行でした。Fちゃん、Nuく、ありがとうございました。また、機会があれば宜しくお願いします。
記録/T
(写真は今回の山行のものではありません)
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