【日程】2018/08/05-08/06
【メンバー】タマキチ、榎本師匠
【レポート】
明神岳東稜行ってきました。13年ぶりに山の師匠、榎本氏から連絡があったのは6月。昔話もそこそこに、無謀な山計画で盛り上がる。1泊するところをワンディで行こうと言う。白峰三山が第一候補。だが、二人なら4尾根から行こうと言い出す。イヤだよぉノーザイルは!崩壊したし懸垂必至。蝶・常念のワンディを提案するも響かない様子。で、前穂北尾根のワンディが浮上。これもノーザイルらしい。勝手知ったるだから行けるかな?とも思ったが、上高地前泊なら明神岳主稜に心が傾く。ここは互いに未踏。調べると懸垂必至。どうせザイル担ぐなら東稜から登攀し、主稜を下降しようと固まった。案外、記録もあって参考になる。大方は12時間行程、小梨に前泊+デポすれば余裕だぜ!
8/5 夜勤明けに鞭うって12時集合。16:30に上高地着。ディパックに手提げ3つぶら下げ、いかにもキャンパー。小梨平にテント張って、惣菜つまみに昔話に花が咲く。
8/6 2:30起床 3時前出発。互いに牽制、じゃなく鼓舞してるのか、まるで競歩。25分で明神に到着。おかげで分岐に気付かず20分のロス。まだまだ真っ暗、虫もいない。ここから急なガレの登りになる。師匠は相変わらず競歩の選手。やめやめ、マイペースで行こう。しだいに明るくなると、ブヨも出てきた。樹林帯も抜け概要が分かり意欲も出てくる。休憩を交え、6:16ひょうたん池に着。のんびり登攀準備。したものの藪漕ぎばかりで岩は見えない。第一階段は緊張したがザイルは不要。そろそろバットレス出現?かと思いきや緑のハイマツが続いてる。高温と水消費にやられ始める。っと岩壁基部の脇に雪渓を発見!迷いなく直行。手・顔を洗い、かき氷を貪り喰う。予定に反し30分も滞在してしまった。ま、この時点で主稜の下降は消えていた。こんなハイマツ下りは勘弁よ。2峰の登り返しもあるし。前穂~岳沢の一般道で行けば生ビールも呑める。
さておき、登攀を楽しもう、9時ころ。1Pエノちゃんリード。先の岩壁に苦戦してる。選手交代、玉木リード。ま、アプローチシューズだから緊張したが難なく突破。フッフ、成長見せられて大満足、ドヤ顔!2Pまでザイルを延ばし3Pエノちゃんリード。凹角の易しそうなとこを行く。私はフォローだし、立ったクラックを行かせてもらう、チョー楽しい。雪渓で追加の水を得たので頂く、まじウマ。4~6Pはノーザイルで行く。フル装備ならシンドイとこだろうが、空身の強さよ。10:50明神岳登頂。快晴で前穂~槍?まで見渡せる。前穂までも遠そうだ。しかし、主稜にはナビかない。なにせ一般道。これが甘かった。急なガレ下りを強いられる。懸垂ポイントもあったが、すべてクライムダウン。心身ともに疲れ果てそうだ。鞍部からの登りでは足が重くって堪えた。12:15前穂高岳登頂。やはり水が旨い。でも、待っているのは岳沢の生ビール!重い腰を上げ下りに入る。14:10岳沢着。生ビールはジョッキで乾杯+缶氷結まで?んじゃって。ふらつきながら小梨平に帰着。
撤収して上高地へ下山した、16:36。 明神岳はバリエーションでしか登頂できないらしい。が、夏でないことだけは確信した。秋か、残雪のころが適期でしょうね。フフ、5月の行きたいルートを見出しちゃった。。 榎本師匠ありがとうございました。また、どこかへ参りましょうぞ。
報告 タマキチ
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