岩手県焼石岳(1547m)

【日程】2019/10/05-07

【ルート】

10/4(金)23時東京鍛冶橋バスターミナル出発→10/5(土)水沢着6:00/6:30(タクシー)→7:30中沼登山口7:40→中沼ルート→10:00銀名水避難小屋(泊)

10/6(日)小屋7:00発→8:30焼石岳山頂8:50→銀名水避難小屋10:20→13:35つぶ沼登山口下山(タクシー)→夏油温泉へ

【メンバー】L:梨花、小暮、他1名

昨年台風で流れたが、今年こそ紅葉の焼石岳、しかも秘湯夏油温泉へ下りるという計画であった。今年も台風訪問にひやひやした前後の天候であったが、温帯低気圧に変わったわずかのお天気にヒットでき念願かなった山旅になった。

昨年6月に、S氏夫妻と初めての焼石岳を歩き、是非秋に訪問したいと思っていた。中沼辺りは、つつじや山うるし等、葉が紅く変わりつつあった。お天気はイマイチで雨衣を着ての出発。中沼辺りの沼ルートは、水際なのでちょっと心配だったが、殆ど問題なく登高できた。だが、徐々にガスがかかり、風が頭上を駆け巡る。足元もズブズブ状態で、つぶ沼コースとの分岐時点では、風雨の悪化を感じ、夫々が稜線越えは無理であろうの判断であった。銀名水避難小屋で停滞&泊の提案に何れも意義なく、名水で水確保後、早々10時頃避難小屋に入る。階段を上がる足が浮き上がる程の風速を体感。私達だけの小屋は、間もなく濡れ鼠状態の登山者達で賑やかになった。停滞&宿泊をしたのは自分達Pだけだったが、後続登山Pはおよそ地元民で、日帰り組。一部は休憩後山頂ピストンを試みたようだったが、登山道が沢状態しかも激しい流れと半端ない風でとても上へ行けなかったと、戻ってきた。青ざめた表情で帰ってきた人達を見るにつけ、気象状況がかなり厳しいと推測した。間もなく外の視界はゼロに近い厳しい状態となり、14:30頃、十数人集まっていた幾つかのPは、つぶ沼ルートへ下山・・・一挙に静かな空間となり我々だけとなる(貸切りだ)。小宴会から夕飯へ切り替え、綺麗な避難小屋での静かな(外は荒れているが)夜を迎えたのだった。夜間も絶え間なく雨風の打ち付ける音を聞きながら、いつの間にかシュラフのぬくもりに熟睡!。翌朝、雨衣は着けたが、少しずつ雨あがり、ガスが切れ、青空が見えてきた。登山道は予想通り沢状態だが、水量は一気に引けている。登頂一番乗りだ!(15分後位に若者P4人到着した)。譲らなかった自己満足に、ガスで展望効かなかったが、納得して下山開始した。下山途中、泉水沼の美しさに大休憩。銀名水避難小屋では地元の自然保護協会員という方々と話す機会が出来た。小屋の管理、清掃をやっているという高齢の元気な地元民・・・感謝の言葉を伝え、しばし歓談。我々も雨後の下山道では安全なつぶ沼コースへタクシー予約し、向かった。下山するにつけ、焼石岳~大森山にかけて紅葉で染まり始めているのがくっきり見え美しかった。ななかまどの実や葉が色付き、草紅葉も綺麗だった。

今回は金名水避難小屋コースは渡渉や登山道はあまり歩かれていない等考慮してのルート変更であった。思いかけず、地元のハイカー達や、自然保護パトロールの方達との交流がとても貴重で楽しい経験になった。私達にとって2年越しの紅葉の焼石岳は、お天気に振り回された分、大いに思い出になった。・・・下山後の夏油温泉は、まさに秘湯だった!(感動)。

記録/小暮かをる

黒稜山岳会

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