白毛門沢沢登り

【日程】2019/10/05
【メンバー】L浅原、他3名
【レポート】
あのときと同じトラブルがあり22時集合が22時半の出発になった。そのおかげ?で0時過ぎに水上IC着でETC割が効いたのだが・・・。水上は結構な降りだ。深夜の土合駅では入山儀式がしにくいだろうとその夜は湯檜曽ステーションホテル。貨物列車がときどき通過するが独占で快適だった。

土曜6時半起床。水上を流れる湯檜曽川はかなりの増水と濁りだが、はたして白毛門沢はどうだろう。 白毛門の駐車場に車を置き東黒沢を見に行くと増水はしているもののそれほどでもなかった。8時スタート。曇りで低温なのでなるべく水に浸からず歩いた。

8:25ハナゲノ滝。いつもはバカボンのパパ程度の鼻毛だが今日はかなりふさふさしている。水流左を慎重に登り上部で左の巻径に入る。白毛門沢出合。曇っていた天気は徐々に晴れてきて沢日和な天気になった。タラタラノセン手前の10m滝は右壁を上がるが上部が立っていてビギナーの福ちゃんは緊張したことだろう。タラタラノセンは左の泥の巻径に入る。滝を右に見ながらしばらく登り、左から流入する支沢にでたら、流れの右を木頼りに直登し平らな流れになったら右の樹林帯に入りトラバース気味に踏みあとを追うと滝の落ち口の上流に出る。この辺りは樹林帯にはいるポイントを外し直進しがちだ。

10:44 30mナメ滝を上がると人面岩のような初代林家三平岩が鎮座。記念にみんなでどーもすいませんポーズ。朽ちた流木にはちょっと大きくなったナメコがあった。夕餉のつまみにゲット。沢が開けてきて眼前にスカイラインが広がった。ナメ床を行き沢が細くなりc1240mの二又。ここは直角に右に行く。直進するとジジババの岩場に出てしまうので注意。沢は高度を上げるように傾斜のあるナメや小滝が連続する。どんどん高度を上げ振り向くと天神平や濃淡の青い山々も見渡せる。

11:50 c1360mの二俣は水の流れのない左が正解。傾斜がきつくなり手も使っての登りになる。陽ざしは夏のようで岩を伝う流れもいつの間にか温かい水になってきた。白毛門の稜線が近づいてきてジジババの右の大岩の基部を右から巻くように水流を辿る。傾斜のきついルンゼを行き背の低い笹を漕いで行くとポンと山頂に飛び出した。

13:20 福ちゃんは、慣れない沢登りで緊張したのかしゃりばてなのか疲れ気味だ。どこが初心者向けの沢だ!4 kの水を担ぎ上げた北鎌より全然キツイ!と。ごめんね、いろいろ配慮不足でした。懲りずにまた沢で遊ぼうね。山頂からはぐるーっと360度見渡すことができた。午後の陽ざしで笹原がギラギラしていてまだ紅葉の山肌ではなかったがところどころ赤いナナカマドが鮮やかだった。山頂からは膝が笑っちゃう下りをやって、15時半ごろ白毛門登山口到着。橋のたもとの平坦地にテントを張り焚火の準備をして、お風呂と買い出しに出かけた。夜は豪勢な焚火をしいい酒が呑めた。

日曜は西黒沢の予定だったが、天気予報が芳しくないのと白毛門沢の疲れでやれ膝が痛い、腰が痛い、低温だきっと雨が降るなどと各自のやる気スイッチが見当たらないのでサクッと中止にした。その代わり一ノ倉沢の出合まで散策。一ノ倉の岩壁には本谷と滝沢スラブ?に筋状に見事な滝が流れ珍しい光景を見ることができた。その後ロープウェイ口にある山岳博物館をのぞいたら谷川山岳警備隊長だった馬場さんが館長さんをされていた。慰霊碑で他のメンバーと合流し、慰霊の花を手向け解散となった。

記録/浅原久子

黒稜山岳会

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